た行
たぎょう
名詞
標準
the "ta" column of the Japanese syllabary table (ta, chi, tsu, te, to)
文例 · 用例
そうした初夏の野道に、遠く点々とした行路の人の姿を見るのは、とりわけ心の旅愁を呼びおこして、何かの縹渺たるあこがれを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
今度こそと思ったのもまた行過ぎる。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
どういう由緒から起こった行事だか私は知らない。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
後ろ頭か、首筋に寒気でもするんかい」 私は又、実際、セコンドメイトが、私の眼の前に、眼の横ではいけない、眼の前に、奴のローラー見たいな首筋を見せたら、私の担いでいた行李で、その上に載っかっている、だらしのないマット見たいな、「どあたま」を、地面まで叩きつけてやろう!
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
――「その代りなあ、淋しい死に方はしやしないからな」 私は、ほつれた行李の柳を引き千切って、運河へ放り込みながら、そう云った。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
腰を下していた行李を担ぎ上げた。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
そうした行列の中を一台立派な高級自動車が人の流れに堰かれながらいるのを見ると、車の中には多分掛物でも入っているらしい桐の箱が一杯に積込まれて、その中にうずまるように一人の男が腰をかけてあたりを見廻していた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
作例 · 標準
日本語の五十音図で、タ・チ・ツ・テ・トの五つの音をまとめて「た行」と呼ぶ。
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「た行」の音は舌を歯茎に当てる破裂音を含み、発音するとはっきりした印象を与える。
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国語辞典で「太陽」という言葉を探すために、まず「た行」のページを開いた。
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ウィキペディア
た行(たぎょう)とは、日本語の五十音図の4番目の行で、仮名「た」「ち」「つ」「て」「と」が含まれる(促音を表す小書きの「っ」を除く)。どの仮名も子音と母音からなる音節またはモーラを表す。
出典: た行 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0