五十音
ごじゅうおん
名詞頻度ランク #35848 · 青空 67 例
標準
the Japanese syllabary
文例 · 用例
そうして、五十音図は後に出来たものであるけれども、五十音図で同行または同段に属する仮名に相当する奈良朝の諸音は、その実際の発音を研究した結果、やはり互いに共通の単音をもっていたことが推定せられる故、説明の便宜上、行または段の名をも用いることとした。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
ただし、「え」に相当する当時の音は「愛」の類と「延」の類と二つにわかれているが、そのうち、「愛」の類は母音のeあり、「延」の類はこれに子音の加わった「イェ」(ye、yは音声記号では〔j〕)であって、五十音図によれば、「愛」はア行の「え」にあたり「延」はヤ行の「え」に当る。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
さすればこの二音の別は、五十音では行の違いに当るのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
この種に属するものは、これにあたる仮名を五十音図に宛てて見ると左の通り、イエオの三段にかぎられて、ア段とウ段とにはないのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
奈良朝の国語における二つの音の相違を、漢字音における右のような相違によって写したとすれば、当時の国語における二音の別は、最初の子音の相違すなわち五十音ならば行の相違に相当するものでなく、母音の相違すなわち五十音の段の相違か、さもなければ、直音と拗音との相違に相当するものと考えられる。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(六) 従来の我が国の学者は日本の古代の音韻を単純なものと考えるものが多く、五十音を神代以来のものであると説いた者さえある。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
今はよく五十音が使われますけれども、五十音の中には仮名として同じ形をしているものが三つあって、ア行の「い」とヤ行の「い」、ア行の「う」とワ行の「う」、ア行の「え」とヤ行の「え」は字としては区別がないのですから、仮名として見れば五十音の中から三つ引いた四十七、つまり「いろは」と同じ訳です。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それで五十音図は、前に言った通り仮名として区別のないものが三つ、仮名として区別があっても今言ったように発音としては同じものが三つあって、六つだけ余計ある訳である。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
日本語を学ぶ際、まず五十音を覚えることから始める。
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五十音表は、日本語学習者にとって非常に役立つツールだ。
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彼は五十音を完璧に暗記している。
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