音節
おんせつ
名詞頻度ランク #27270 · 青空 53 例
標準
syllable
文例 · 用例
この曲には音節より外、別に一種の玲瓏たる精神ありとはおぼさずや。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その唇が私の名の音節を言う形になるのを見た。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
音節ははっきりしていた。
— THE PREMATURE BURIAL 『早すぎる埋葬』 青空文庫
狂人だってどこかの国の人間だし、その言葉は、たとえ一語一語がどんなに切れ切れでも、音節はいつもちゃんとくっついているはずだよ。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
即ち礼節の節、音節の節、人情の節に和する「恕」が出現するのであれば、孔子の道、それ以外に何が有ろう。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
時々は、私はよく知られた話をクラスのために、すべてシンプルな文章でまた一音節の易しい単語で書いた。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
華文家はまことの思索家の言葉には含蓄多くして修飾少きを、乾燥なりと笑ひ、氣※なしと嘲りて、おのれが音節をとゝのへ、誇張を事としたる文の中に、果敢なき思想を包みたるを恥とせず。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
|吾れ直ちに悪魔と一つになるを誰が妨ぎ得べきや――」「ですけど、その短剣……」と次句を云いかけると、セレナ夫人はたちまち混乱したようになってしまって、冒頭の音節から詩特有の旋律を失ってしまった、「その|短剣の刻印に吾が身は慄え戦きぬ――が、どうして。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫