程よい
ほどよい
形容詞頻度ランク #35274 · 青空 435 例
標準
moderate
文例 · 用例
デカダン派が好調子であつた場合は、デカダンな生活をすることが当時の実生活の空気に対して程よい反撥となつたのである。
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
程よい衝動は彼の苦痛に響いていくらかの慰撫となった彼は落葉の層をなるだけ除けて、堅い舗道面の露出して居る部分を殆ど、無意識に拾って歩いて居た。
— 岡本かの子 『伯林の落葉』 青空文庫
少女は身動ぎをして、私に手を差し延べた、私の手と出遇ふのに程よい高さにそれを持ち上げたのである。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『夢』 青空文庫
白く透き通る切片は、咀嚼のために、上品なうま味に衝きくずされ、程よい滋味の圧感に混って、子供の細い咽喉へ通って行った。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
雨後の空気のなかに窓を明け放ち、乗客も程よい電車の内部は、暗い路を通って来た私達の前を、あたかも幸福そのものが運ばれて其処にあるのだと思わせるような光で照されていました。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
さて叔父さんたちの持ち場も定まって、今井の叔父さんは、今鹿の逃げて行った方の丘を受け持つ事になったから僕は叔父さんと二人してほとんど足も入れられないような草藪の中をかき分け踏み分けやっとの思いで程よいところに持ち場の本陣を据えた。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
ただその果敢ない恋の範囲内で満足した故に死に対しても何の心乱るるところもなく思い詰めたとはいうもののそれを程よい夢に化して夢の美しさに淡く酔いつつ、ほほ笑んでこの世を去って行ったのだ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
しかし未亡人は居なかったので私は何やら安心したようにホッとして程よい処に坐った。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
このスープは、程よい塩加減でとても美味しい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
散歩には、程よい気温と風が心地よかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
程よい量の運動は、心身のリラックスに繋がる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
proper
作例 · 標準
ケーキの甘さは、私にとって程よい甘さだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼はどんな状況でも、程よい距離感を保つのが得意だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この部屋の照明は、読書をするのに程よい明るさだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash