適度
てきど
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #9247 · 青空 309 例
標準
moderate (degree)
文例 · 用例
高等学校の文芸部か何かで我鬼大将になれた、といふやうなことが彼等の運の始まりで、適度にでしやばりで、適度に野暮ッたいといふ彼等のえてして持つてゐる性質が、偏狭で、自信のない文壇といふ小主観国にどうかしたはずみには顔を出すといふ運びとなるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
適度の文明的人工物は、自然をして軽快ならしめ、森や林や山巒に、微かな香水の匂ひをあたへる。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
病気で休学して郷里で遊んでいたときのことであるが、病気も大体快くなってそろそろ退屈しはじめ、医者も適度の運動を許してくれるようになった頃のことであった。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
両方で適度に助け合い世話もやかせ合わなければ両者の親愛はむしろ保てないと私の生活意識の一部分が明確に感じて居ます。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
しかしこの選択も適度にやれば好結果を得られない事はあるまい。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
その人の説によると、人体に適度な弱い電流を通し、これを鋭敏な電流計に接続しておくと、その人の心の状態によって電流の強さが変り電流計に感じる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
自転車で岡持ちを運んで来る若者は遠路をぶつぶつ叱言いったが、小初の美貌と、父親が宛てがう心づけとで、この頃はころころになって、何か新らしく仕込んだ洒落の一つも披露しながら、片隅の焜炉で火を焙して、お椀の汁を適度に温め、すぐ箸が執れるよう膳を並べて帰って行く。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
處で、阿片なども支那へ行つて通な人から實際の説明を聞くまでは、普通の煙草と同じやうに吸飮そのことに深い享樂があるのだと想像してゐたが、これも初めの内や極端な中毒状態にはひつてからは別として、適度の吸飮は非常な催欲手段となるらしい。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
作例 · 標準
健康を維持するためには、毎日の食事で適度な塩分と糖分を心がける必要がある。
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激しい運動ではなく、ウォーキングのような適度な運動を長く続けることが大切だ。
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集中力を保つためには、仕事の合間に適度な休憩を挟むのが効果的である。
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