河伯
かはく異読 かわろう
名詞多音語
標準
kappa (mythical water-dwelling creature)
文例 · 用例
河伯の像は、重き石衣を風に吹かせて、大なる瀧を見おろしたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
すべて賓国を乗っ取った話(『民俗』二年一報、予の「話俗随筆」に類話多く出づ)、また柳田君の『山島民譚集』に蒐めた、河童が接骨方を伝えた諸説の原話らしい、『幽明録』の河伯女が夫とせし人に薬方三巻を授けた話などを取り雑ぜた作と見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
『書紀』十一に、武蔵人と吉備中国の人が、河伯また大害殊に多い処々で、婦女水を汲みに川に下りず、高岸上より長棒の端に付いた瓢箪で汲むから、その難に逢わぬとは、竜や※に取りて瓢は重々不倶戴天の仇と見える。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
伯耆美作では大猿を祭り、河内では河伯を崇めると云う。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
さうして、人間に駆使せられる河伯と結びつけて、命乞ひに誓文し、贄を献り、秘法を知らせると言つた説明をつけたのである。
— 折口信夫 『河童の話』 青空文庫
これによると、この川には「ネネコ」といふ河伯がゐて、年々所が変るといふ話なのだつた。
— 坂口安吾 『日本の山と文学』 青空文庫
一首の意は、山の神(山祇)も川の神(河伯)も、もろ共に寄り来って仕え奉る、現神として神そのままに、わが天皇は、この吉野の川の滝の河内に、群臣と共に船出したもう、というのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
それなんかはくだらない出来だけれども」 そう君はいかにも自分の仕事を軽蔑するように言った。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
作例 · 標準
昔話の絵本の中で、川を汚した人間に怒った河伯が村を洪水で飲み込む場面が描かれている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「この川には河伯様が住んでいるから、絶対に一人で泳いじゃいけないよ」と、おばあちゃんに釘を刺された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
干ばつに見舞われた村人たちは、雨乞いの儀式として河伯に供物を捧げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
民俗学のフィールドワークで、各地に伝わる河伯の伝承とカッパ信仰の関連性を調査した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
river god
作例 · 標準
伝承によれば、この淵には古くから河伯が住まっており、荒天の夜には水面を激しく叩く音が聞こえるという。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「お供え物をケチるなんて、河伯の逆鱗に触れても知らんぞ」と村の老婆は低い声で忠告した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
深刻な干ばつに見舞われた村人たちは、最後の手立てとして河伯を鎮めるための雨乞いの儀式を執り行った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
河伯 は、中国神話に登場する神。黄河の支配者。
出典: 河伯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0