関取
せきとり
名詞
標準
ranking wrestler in the makuuchi (senior-grade) or juryo (junior-grade) divisions
文例 · 用例
「摂津国屋の隠居はえらい人だと見えて、関取衆が土下座をさっしゃる」と囁き合ったそうである。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
」「きゃッ、あれえ、お関取。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
」 縋りつかれた関取がたじろいで、「どえらい頭じゃい。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
「もうこうなりゃ、右門というあっしがお味方だから、お血筋の真柄家を再興するなり、おすきならば関取り修業を励むなり、お気ままにしなせえよ。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
豪気に寒いようだから、お近づきのしるしにお関取りといっしょで寄せなべでもつつこうじゃねえか」 言いおくと、ふところ手の中からあごをなでなで、ゆうぜんと歩み去りました。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
――これは余談ですが、人はやはり身に備わった芸技と、その命運の示すところに左右されるものとみえて、りっぱなお直参にもなれる身分でありながら、断然江戸錦は関取修業をつづけ、のち三年にして関脇の栄位を修め、恰幅貫禄ならびにその美貌から、一世の人気をほしいままにしたということでした。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
しかし和尚がいつかな諾きいれず腕くらべをいどみかゝるところから、大二郎は恰で素人に喧嘩を売られた関取りのやうに落つきはらつて、「そんなに眠らせて貰ひたいといふのなら、まあその肌でもいれて……」 などゝにや/\しながら、襟首をもつて戸外につまみ出さうと立ちあがつた。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
わが家の夕楽しきはゆふべのわが家和気の とぼしびあかるき心かたり合ふ笑ひ声さへしたしさに心おきなくなつかしきゆふべのつどひやすらかに夜は訪づる蛙の関取蛙の関取おすまうがはじまるお弟子がまちますピヨンきな ピヨンきなピヨン ピヨン きな きな蛙の 蛙の 関取ヤーイ。
— 野口雨情 『未刊童謡』 青空文庫
作例 · 標準
若い力士が、ついに念願の関取昇進を果たした。
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関取の豪快なぶつかり稽古に、観客は息をのんだ。
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彼は関取になってからも、常に謙虚な姿勢を崩さなかった。
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ウィキペディア
関取(せきとり)とは、大相撲の番付の階級の総称であり、幕内、十両の力士を指す。これに対し、幕下以下の力士は取的(正しくは力士養成員)という。
出典: 関取 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0