相撲取り
すもうとり異読 すまいとり
名詞
標準
sumo wrestler
文例 · 用例
最後の場面でおつたが取り落とした錦絵の相撲取りを見て急に昔の茂兵衛のアイデンティティーを思い出すところは、あれでちょうど大衆向きではあろうが、どうも少しわざとらしい、もう一つ突っ込んだ心理的な分析をしてほしい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
すれば芸人とか芸者とか、相撲取りとか云うものが一番好い職業である。
— 夏目漱石 『文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎』 青空文庫
相撲取りのように腹のつき出た婆アやが来て、「菊ちゃん、もう済んだの?
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
半七は向う側の心太屋の婆さんに訊いて、そこだと教えられた河童の観世物小屋のまえに立って見あげると、白藤源太らしい相撲取りが柳の繁っている堤を通るところへ、川の中から河童が飛び出して、その行く先を塞ぐように両手をひろげている絵看板が懸けてあった。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
相撲取りの腰に差しているのだから、おおかた屋敷の拝領物だろうと見当を付けて、手っ取り早く引ったくってしまうなんて、なかなか喧嘩馴れているのだから敵いません」「だが、万力という奴も愛嬌がねえ。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
「見たところ、粋な道楽肌の人でしたから……」「相撲取りで出這入りをする者はなかったかね」「伊勢屋の旦那がたいそう御贔屓だそうで、万力というお相撲さんが来ることがありました」「万力はひとりで来る事もあったかえ」「ひとりで来たことは無いようです。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
なんだか背の低い相撲取りに似ている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
見ると、いかさま呼び声の高いだけがものはあって、筋骨隆々とした六尺豊かな肉体は見るからにほれぼれとするような健康美をたくわえ、けわしからず、めめしからぬ整ったその顔は、なにさま相撲取り中第一の美男を思わするものがありました。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
近所のスーパーで、買い物中の相撲取りに遭遇したが、その体の大きさに圧倒された。
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彼は子供の頃から体格が良く、周囲から「将来は立派な相撲取りになれる」と言われていた。
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相撲取りが稽古に励む姿を間近で見ると、ぶつかり合う音の激しさに驚く。
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