財物
ざいぶつ異読 ざいもつ
名詞
標準
property
文例 · 用例
故に将士は営に至れば、即ち休息するを得、暇あれば王|射猟して地勢を周覧し、禽を得れば将士に頒ち、塁を抜くごとに悉く獲るところの財物を賚う。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
今で云へば県庁を襲撃し、県令を生擒し、国庫に入る可き財物を掠奪したのに当るから、心を天位に掛けぬまでも大罪に相違無い。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
我等は三人を擒にして、財物を掠め取りつ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
運び残した財物も少くないから、夜を守る考えも起った。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
運び殘した財物も少くないから、夜を守る考も起つた。
— 伊藤左千夫 『水害雜録』 青空文庫
わたくしの若いときは放蕩無頼の上に貧乏でもありましたので、近所の人びとの財物を奪い取った事もしばしばあります。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
渚には風流な小亭が作ってあり、山手のほうには、渓流に沿った場所に、入道がこもって後世の祈りをする三昧堂があって、老後のために蓄積してある財物のための倉庫町もある。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
放りし者ことごとくその財物を捧げて助命さる。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
強盗は家の中の財物を根こそぎ奪い、裏口から逃走した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
法律上、電気が「財物」とみなされるかどうかが争点となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は他人の財物を不当に占有したとして、訴えを起こされた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
財物(ざいぶつ)とは、刑法における法律用語であり、移転罪の客体である。定義に関しては争いがある。
出典: 財物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0