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占有

せんゆう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #11916 · 青空 240
1
標準
possession
文例 · 用例
こうした輪廻の道程がもう一歩進んで堕落と廃頽の極に達し俳句が再び「宗匠」と「床屋」の占有物となる時代が来ると、そこではじめて次の輪廻の第一歩が始まるのではないかという気もする。
寺田寅彦 明治三十二年頃 青空文庫
いつか海洋博物館での通俗講演会でペンクが青島の話をしたとき、かの地がいかに地の利に富むかということを力説し、ここを占有しているドイツは東洋の咽喉を扼しているようなものだという意味を婉曲に匂わせながら聴衆の中に交じっている日本留学生の自分の顔を見てにこにこした。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
そういう絵に限って大概価値と反比例に大きな壁面を占有していると思う事もあった。
寺田寅彦 帝展を見ざるの記 青空文庫
今既にこの川一帯の地は工業者の占有するところとなれるが多し、他日の発達測り知るべきなり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
同じ面積を、時季によってちがった雑草が交代して占有する順序もおもしろく、年によって最もよく繁殖する草の種類を異にする事や、それが人間の干渉によって影響される模様や、少し立ち入って研究したら一種の「雑草学」が成り立ちそうである。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
すなわち、もしもすべての人が絶対必要として争って購買するものならば何も高い広告料を払って大新聞の第一ページの大半を占有する必要は少しもないであろう。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
商品の新聞広告で最も広大な面積を占有するものは書籍と化粧品と売薬である。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
もしそうだとすれば日本人は彼の映画を鑑賞する際に、アメリカ人や、ドイツ人には許されない特等席の一部を占有した形になるのである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
作例 · 標準
その土地は、長年誰にも占有されていなかった。
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ウィキペディア

占有 とは、物に対して現実に支配管理を行う事実状態。

出典: 占有 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0