物品
ぶっぴん
名詞頻度ランク #11105 · 青空 383 例
標準
goods
文例 · 用例
上品、下品とはまず物品に関する区別であり得る。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
何の関係もない色々の工場で製造された種々の物品がさまざまの道を通ってある家の紙屑籠で一度集合した後に、また他の家から来た屑と混合して製紙場の槽から流れ出すまでの径路に、どれほどの複雑な世相が纏綿していたか、こう一枚の浅草紙になってしまった今では再びそれをたどって見るようはなかった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
自分でも洗えば洗われる自分の五体を、どこのだれだかわからぬ男に渡してしまって物品のように取り扱われる気にどうしてもなれなかったのである。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
手附を受取って物品を預っておくんじゃからあ、」と俯向いて、唾を吐いて、「じゃから諸君、誰にしても異存はあるまい。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
ただし、この革鞄の中には、私一身に取って、大切な書類、器具、物品、軽少にもしろ、あらゆる財産、一切の身代、祖先、父母の位牌。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
名目は抵当物品ということにした。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
松田が訴訟を起されて負け、マツダランプから製品を押えに来たが、権右衛門の抵当物品故手を触れる訳に行かなかった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
たとへば空氣色だの、音の色彩だの、密閉した箱の中にある物品だの。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
作例 · 標準
店には様々な種類の物品が陳列されている。
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