違える
たがえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to change
文例 · 用例
また同じ人の名が色々な住所と結合してぱらぱらに散在しているので、どれが現住所であるか、当人でさえ時々間違えることがありそうである。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーっと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
実際発音が違っているならばそれを書き違えることはないはずであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
我々は「か」と「き」とを書き違えることはない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それだから、その当時の人から見ると、こういう風に二類の仮名で「キ」を書き分けるということは、今の人が「カ」という音と「キ」という音を書き分けるのと同じことで、むしろ書き違える方が不思議であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
間違える事なしには研究は進められない。
— 寺田寅彦 『雑感』 青空文庫
英語に「霧の堤」という語があるが、これは障るという意味よりはむしろ海上などで霧が水平線に堤のように下りて陸と見違えるようなのをいうそうである。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
」 雪枝を振り切って二三歩、尚も縋り付くのを足蹴にし、 老人土間へ飛び下りて、 雪枝を振り返り、T「此村大吉と 刺し違える!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
作例 · 標準
長年連れ添った夫婦は、お互いに寝る場所を違えることはなかった。
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風邪を引かないようにと、いつもと寝る向きを違えて布団を敷いた。
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彼は気分を入れ替えるために、毎朝散歩のルートを少しずつ違えている。
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標準
to run counter to
作例 · 標準
一度口にした約束を違えるような真似は、武士の恥だと教わった。
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彼は期待を違えることなく、見事な成績で試験に合格してみせた。
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旧友との再会の誓いを違えるわけにはいかず、大雨の中を駅へ向かった。
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標準
to make a mistake (in)
作例 · 標準
焦って計算したせいで、答えの桁を一つ違えてしまった。
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暗がりの中で靴を履こうとして、左右を違えてしまったことに気づいた。
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待ち合わせの時間を一時間違えて、誰もいないカフェで呆然とした。
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