誤り
あやまり
名詞頻度ランク #5357 · 青空 2111 例
標準
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文例 · 用例
男 あゝさうだつた、これは俺の誤り。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
時これ金と云えばこの四時間何金に当るや知らねどあくびと煙草の煙に消すも残念なり、いざや人物の観察にても始めんと目を見開けば隣りに腰かけし印半天の煙草の火を借らんとて誤りて我が手に火を落しあわてて引きのけたる我がさまの吾ながら可笑しければ思わず噴き出す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
近頃では展覧会などで見る「高嶺の雪」などいう日本画には、空気を絶したような峻急な高嶺に、綿帽子のように、むやみに雪を盛り上げたのがあるけれども、あれは誤りである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
原因があって結果があると思っていたが、それも誤りらしい。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
そうしてこの二つの公共圏のうち、「上品」および「派手」の属するものは人性的一般存在であり、「いき」および「渋味」の属するものは異性的特殊存在であると断定してもおそらく誤りではなかろう。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
その人の仕事や学説が九十九まで正鵠を得ていて残る一つが誤っているような場合に、その一つの誤りを自認する事は案外速やかでないものである。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
一方、無批判的な群小は九十九プロセントの偉大に撃たれて一プロの誤りをも一緒に呑み込んでしまうのが通例である。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
甲某は何々のオーソリチーであるとなれば、その人の所説は神の託宣のように誤りないと思われるのが通例である。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日誤りについて考えている。
誤りという言葉は日本語で重要だ。
彼は誤りの意味を理解している。
この文には誤りが含まれている。