藤
ふじ異読 フジ
名詞頻度ランク #6727 · 青空 2210 例
標準
wisteria (esp. Japanese wisteria, Wisteria floribunda)
文例 · 用例
ああ尾ばな藤ばかますでに色あせ、手にも料紙はおもたくさげられ、夏はやおとろへ、山頂は風に光る。
— 萩原朔太郎 『山頂』 青空文庫
かなたにてきらめく川やさてはまた遠山の雪その枝にからすとまればざんざんと実はうちゆるゝこのときに教諭白藤灰いろのイムバネス着ていぶかしく五助をながめ粘土地をよこぎりてくる
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
東京から藤澤へ行く途中、自動車で寄り道をしたのださうである。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
彼は佐藤春夫、室生犀星、北原白秋、千家元麿、高村光太郎、日夏耿之介、佐藤惣之助等の諸君の詩を、たいてい忠實に讀破してゐた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
(文壇で我々の自由詩が解る人は、室生犀星、佐藤春夫の詩人小説家を除いて、實に芥川龍之介一人あるのみだつた)概ねの場合に於て、彼の詩の批判は正しかつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そしてこの點から、自分は彼を室生君や佐藤春夫君――その人たちは疑ひもなく詩人である。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
永遠の詩人宿命生涯を貫く萩原朔太郎 僕は少年の時、島崎藤村氏と薄田泣菫氏の詩を愛讀した。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
藤村氏と泣菫氏とは、少年時代の僕にとつて共に同じやうに好きであつた。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫