翻訳家
ほんやくか
名詞
標準
translator
文例 · 用例
例へば、「元気でないものはどこか間違つてゐる」といふが如き常識を以て、昨今のインテリ達を見た場合、創作家よりも翻訳家の方が、「間違つてゐない」といふことにもならう。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
一人はやはり三高の出身の仏蘭西文学者で、スタンダールやアランの翻訳家として知られている桑山竹夫。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
世界文学社の島野二三夫、評論兼翻訳家の桑山竹夫、同じく吉井正太郎、同じく中山定二、小説家の小田策之助という、凡そ粋ならざる書生っぽばかしの一座であった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
そのことを批判し、我々を覚醒させてくれたのは、評論家、翻訳家の山形浩生さんだった。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
翻訳界の危機 原物歪曲の懺悔多し ▼翻訳家の良心を、近頃いちばん感じさせた文章は、中公作年十二月号の土井虎賀寿氏の『翻訳論覚書』だらう。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
▼原書を読めなくて、翻訳にだけ頼つてゐる読書人達が、もしこの文章を読んだとしたら、翻訳家の態度のアイマイさに、暗澹となる筋合のものだ。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
▼その非科学的態度、心理的かさかぶりの翻訳家に対しては、しつかりし給へと冷水の三斗も頭からかぶせて覚醒させてやりたいものである。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
▼いま翻訳家達は、原書をそのまゝに伝へることの絶望に到達し、日本的歪曲を避ける為に苦しんでゐる一派と、それに対して出来るだけ日本的な原物を把握して、焦点方向線を世界文化に提供する義務があるとする一派と、二大別することができるだらう。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
作例 · 標準
彼の兄は、有名な文芸翻訳家として活躍している。
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翻訳家になるためには、語学力だけでなく文章力も求められる。
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その翻訳家は、数々の海外文学を日本に紹介してきた。
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