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食味

しょくみ
名詞
1
標準
taste
文例 · 用例
菱や色々の樹の実は土佐に限らぬものであろうが、しかしこれらの都会の食味の中に数えられないためか、どこでも手に入れることが出来ない。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
これが飲食物であるならば、味いがなくてうまいというものは絶対に無いと云えるが、食味の鑑賞と芸術の鑑賞とを全然同感覚に訴える事は出来ないようにも考えられるから、歌の上には味いは無いが面白いことは面白いというような歌があるであろうとも考えられる。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
自分はコーヒーに限らずあらゆる食味に対してもいわゆる「通」というものには一つも持ち合わせがない。
寺田寅彦 コーヒー哲学序説 青空文庫
ひょっとしたらこの青年は性情の片端者なのではあるまいか、他の性情や感覚や才能まで、その芽を※ぎ取られ、いのちは止むなく食味の一方に育ち上った。
岡本かの子 食魔 青空文庫
鼈四郎はわたりの風趣を強いて食味に翻訳して味わうとではないが、ここへ彼は来ると、裸麦の匂いや、鶫の腸にまで染みている木の実の匂いがひとりでにした。
岡本かの子 食魔 青空文庫
彼は人伝てにこの事を聞いたとき、政治家の傍、あれだけの趣味人である老公が、舌に於て最後に到り付く食味はそんな簡単なものであるのか。
岡本かの子 食魔 青空文庫
女餓鬼の官女のような母親はそこで食味に執しながら、一人息子が何でもよいたつきの業を得て帰って来るのを待っている。
岡本かの子 食魔 青空文庫
総ては食味に集中すべく心が配られてある。
岡本かの子 食魔 青空文庫
作例 · 標準
この料理は、素材本来の食味を活かしたシンプルな味付けが特徴です。
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新米の食味は、炊き方によっても大きく変わります。
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「わー、この果物、とってもいい食味だね!」
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