随一
ずいいち異読 ずいいつ
名詞頻度ランク #27678 · 青空 436 例
標準
best
文例 · 用例
豆腐売りのラッパに酔ふとしてまことに随一だが、それを呼びとめるとしていとも間抜野郎である。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
江戸時代随一の物知り男|曲亭馬琴の博覧強記とその知識の振り廻わし方は読者の周知の通りである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
その代りに現れる夏の夕べの涼風は実に帝都随一の名物であると思われるのに、それを自慢する江戸子は少ないようである。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
雨のふり方だけでも実にいろいろさまざまの降り方があって、それを区別する名称がそれに応じて分化している点でも日本はおそらく世界じゅう随一ではないかと思う。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
つつじの種類だけでもその分化の多様なことは日本が随一で中でも信州が著しいという話である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
十 うじの効用 虫の中でも人間に評判のよくないものの随一はうじである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
当時、福岡の種子屋六兵衛老人と並んで、博多随一と呼ばれている捕物上手の目明、良助。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
博多随一の鶴巻屋を定宿にして、蔵元屋の帳面をドダイにした黒田藩の財政を調べに来よるに違いないがなあ」「フン。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの界隈では随一の腕を持つ料理人として、食通の間で有名だ。
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その図書館は、国内随一の蔵書数を誇る歴史ある建物である。
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彼女の透き通るような歌声は、合唱団の中でも随一の美しさだった。
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