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失名

しつめい
名詞
1
標準
name unknown
文例 · 用例
「それを持って筥崎宮の二番目の中の鳥居の傍に在る何某(失名)という茶屋に行って、そこに居る禿頭の瘠せこけた婆さんへ、その短冊を渡してオオダイを下さいと云いなさい。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
一、   蚊にこまる蚊もまたこまる団扇かな   失名 誰の句とは知らねど俗間に伝称する句なり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
元禄頃の句に宝引のしだれ柳や君が袖      失名とあるは親が縄を持ちながら胴ふぐりを見せじとその手を袖の中に引つこめたる処を形容したるにや。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
二日灸和尚|固より灸の得手      碧梧桐草餅や子を世話になる人のもと    挿雲手料理の大きなる皿や洗ひ鯉     失名など月並調に近きやう覚ゆ。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
この季※と、かの失名の少婦との間に、その婦徳自から相通ずる所あると思ふ。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
作例 · 標準
古い資料の中に、失名の作者による美しい和歌が見つかった。
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記録が散逸してしまったため、この彫像のモデルは失名となっている。
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寄付者の意向により、失名での寄贈として処理された。
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