重用
じゅうよう異読 ちょうよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #39712 · 青空 103 例
標準
appointing someone to a position of trust
文例 · 用例
と、云ってガッチリしているのだから、役には立つし、軍役や雑役に使ってソツがないので、だんだん重用しながらも、信長としては、ときどきそのアラを探して、やっつけて見たくなるような男であったに違いない。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
村重なども、相当重用しながら背かれている。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
しかも、彼を脅かす東国の諸豪相次いで世を去つたので、彼の天下一統は必ず近きにあり、と自他共に信じてゐたが、測らずも、十七年間重用し来つた家臣光秀のために、京都本能寺に於て、弑せられた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
元の至正年間のこと、姑蘇、即ち今の蘇州に文世高という秀才があったが、元朝では儒者を軽んじて重用しないので、気概のある者は山林に隠れるか、詞曲に遊ぶかして、官海に入ることを好まないふうがあった。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫
有名なる仲買店モウソン・ウィリアム会社には、常に百万|磅以上に相当する株券、債券、あるいは保証金などのあるため、番人を常備しありたる上、支配人は用心深く、彼が負わされているそれらの重用物件のために、最新式の金庫を数個用意し、その上ビルディング内には、昼夜の別なく見張人を残しありたるなり。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
将来はましてこの今の若君に重用されて行くことであろうと思われた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
ペルシア、ギリシア、ローマ人も馬を重用し、ギリシア人殊に善く騎り馬上の競技を好みしが、勒とと鞍と創製し、ケンタウリが騎兵の初めで、フリギヤ人は二馬、エリクトニウスは四馬に戦車を牽かせ始めたと。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
著者アンションは宗教上の意地より生国フランスからドイツへ脱走し、プロシャで重用され教育上の功大いに、また碩儒ライブニツと協力してベルリン学士会院を創立した偉人で、その玄孫ヨハン・アンションも史家兼政治家として人物だった。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫