罫紙
けいし異読 けがみ・けいがみ
名詞
標準
ruled paper
文例 · 用例
正面の窓から差込む朝日が、それ等の机の上の硝子で出来た印肉皿や、罫紙の上を薄く班らに流れてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
しかし、なぜかなつかしくって、息子がインキで罫紙に書いた手紙を、鼻さきへ持って行って嗅いで見た。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
渡瀬は今日もまた新井田氏と罫紙とをかたみ代りに見やりながら続けた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それが罫紙の上をあるいは右に、あるいは左に、前後上下に働きはじめた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
彼は鞭つように罫紙を裏返した。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
これさえ解ければ完全なものになるんですから……」 といって、ふたたび罫紙に眼を落した。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
渡瀬は今まで口の中に入れていたゴムを所きらわず吐き捨てて、噛りつくように罫紙の上にのしかかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
原稿紙は十九字詰十行の洋罫紙で、輪廓は橋口五葉君に画いて貰ったのを春陽堂に頼んで刷らせて居る。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
作例 · 標準
原稿用紙として、方眼の罫紙が使われている。
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子供の頃、罫紙に絵を描いて遊ぶのが好きだった。
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「あ、罫紙がもうない。買い足さないと。」「引き出しに予備があったはずだけど。」
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