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便箋

びんせん
名詞頻度ランク #36791 · 青空 94
1
標準
writing paper
文例 · 用例
けれどもその表情をジッと凝視しながら、机の端を平手で撫でていると、何故ともなく私の頭の中で或る暗示が電光のように閃めいたので、私は思わず鉛筆を取り上げて叔父が眼を落している机の上の便箋にこう書いた。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
そうしてブルブルとふるえる手で、その便箋の一枚を掴んで空間を睨みつつ、腰を浮しかけたが、又、ドッカと椅子に腰を下して瞑目一番したと思うと、今度は猛虎のように決然として立ち上って、掴みかかるように私を押し除けると自分自身に電話口へ獅噛みついた。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
御用があるなら、この紙にちょっと書いて下さいまし、そう言って便箋と万年筆を差し出したのである。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
あきらめて玄関の式台に腰をおろし、便箋にちょっと書いた。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
」前の便箋とはちがう、巻紙を引きちぎったような小さい紙片を差し出した。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
箱に添えられてある便箋に、「団員志望者であります。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
」 彼は便箋に何の苦もなくすらすら数行書き流し、それから急に顔を赤くしてためらいながら私にそれを手渡した。
太宰治 惜別 青空文庫
お寺さんの買ったものは、白い便箋と、口紅と、(口紅は、お寺さんに、とてもよく合う色でした。
太宰治 俗天使 青空文庫
作例 · 標準
故郷の母に、美しい花柄の便箋で手紙を書いた。
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大切な手紙だから、上質な便箋を選びたい。
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彼女は便箋と封筒を手に、じっと考え込んでいた。
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