ぼんぼん
ぼんぼん異読 ボンボン
副詞副詞-と
標準
fiercely (e.g. of a fire burning)
文例 · 用例
島で銅鑼がだるそうにぼんぼんと鳴り椰子の木もパンの木も一ぱいにからだをひろげてだらしなくねむっているよう、赤い魚も水の中でもうふらふら泳いだりじっととまったりして夢を見ているんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
そして、一寸頭を下げて、すれ違いかけたが、何思ったのか、急に引き返すと、「ぼんぼん、どこイお行きやすンえ……?
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「どこイでも、ぼんぼんのお行きやすところへ……」「だめだ!
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
桔梗屋のぼんぼんどすやろ」 と、大阪弁と京都弁をチャンポンに使って言った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
ほんとにそうなら嬉しいけど……」 と、君勇はうたうように言って、「ぼんぼんの相手はわてやおへん」「ほな、ぼんぼんに好きな女子はんおすのンどっか」 と、若い妓がすかさずきいた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
それがぼんぼん鳴りはじめた。
— 太宰治 『めくら草紙』 青空文庫
が、ぼんぼん育ちの柳吉には働きがなく、結局蝶子が稼ぐ順序で、閑にあかせて金づかいの荒い柳吉を養いながら、借金をかえしていこうと思えば、二度の勤めかそれともヤトナかの二つ、勿論あとの方を選んだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
ここでの話やけど、その柳吉つぁんというのは吃音でな、吃音にわるい人間は居らんというだけあって、人間は良え人間やけど、なんし、ぼんぼんやぜな、蝶子も余計苦労や」 種吉はしみじみと言い、もうはいって来た時の見幕などどこにも見当らず、「――これというのも、みな芸者になったばっかしや。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
暖炉の火がぼんぼん燃え盛り、部屋全体を温めていた。
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キャンプファイヤーがぼんぼんと音を立てて燃え、夜空を明るく照らした。
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昔話に出てくる鬼は、大きなかまどで火をぼんぼん焚いていた。
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標準
bong-bong (of clock ringing)
作例 · 標準
古い柱時計がぼんぼんと大きな音を立てて正時を知らせた。
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夜中の2時、教会の鐘がぼんぼんと響き渡り、静寂を破った。
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子供の頃、ぼんぼんと鳴る時計の音を聞きながら眠りにつくのが好きだった。
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標準
with repeated bangs (e.g. of fire cracker)
作例 · 標準
夏祭りの夜空に、花火がぼんぼんと連続して打ち上がった。
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爆竹がぼんぼんと派手な音を立て、お祝いムードを盛り上げた。
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ドラムの練習中、彼はぼんぼんと力強くリズムを刻んでいた。
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標準
striking clock
作例 · 標準
昔の家の応接間には、時間が来るとぼんぼんと鳴る時計が置いてあった。
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図書館の静けさの中、突然時計がぼんぼんと鳴り始め、皆が顔を上げた。
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祖父が大切にしていた時計は、今でも毎日ぼんぼんと時を刻んでいる。
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標準
green young man from a well-to-do family
作例 · 標準
彼は実家が裕福なぼんぼんで、世間の苦労を知らない。
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「あの店で贅沢をしているぼんぼんは、きっと親の金で遊んでいるのだろう」と陰口を叩かれた。
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若い頃はぼんぼん育ちだったが、事業に失敗してからは一転、地に足のついた生活を送っている。
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