合歓
ごうかん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
sharing pleasure (esp. of an intimate nature)
文例 · 用例
薦、水葱に根を護られながら、昼は咲き夜は恋宿という合歓の花の木が岸に並んで生えている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
昼は咲き夜は恋宿という合歓の木の花も散ってしまった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
綾瀬川の名物の合歓の木は少しばかり残り、対岸の蘆洲の上に船大工だけ今もいた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
それであたしはこの辺を散歩すると云って寮を出るし、男はまた鯉釣りに化けて、この土手下の合歓の並木の陰に船を繋って、そこでいまいうランデブウをしたものさね」 夕方になって合歓の花がつぼみかかり、船大工の槌の音がいつの間にか消えると、青白い河|靄がうっすり漂う。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
合歓の木、ねもとはにほふよ、花だか、土だかにほふよ。
— 新美南吉 『ごろぜみ』 青空文庫
それであたしはこの辺を散歩すると云って寮を出るし、男はまた鯉釣りに化けて、この土手下の合歓の並木の陰に船を繋って、そこでいまいうランデヴウをしたものさね」 夕方になって合歓の花がつぼみかかり、船大工の槌の音がいつの間にか消えると、青白い河靄がうっすり漂う。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
そこが中庭になる、錦木の影の浅い濡縁で、合歓の花をほんのりと、一輪立膝の口に含んだのは、五月初の遅い日に、じだらくに使う房楊枝である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
まだ顔を見せないで、打向った青行燈の抽斗を抜くと、そこに小道具の支度があった……白粉刷毛の、夢の覚際の合歓の花、ほんのりとあるのを取って、媚かしく化粧をし出す。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
作例 · 標準
夫婦の合歓は、二人の絆を深める大切な時間だ。
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古来、詩歌には男女の合歓が詠まれてきた。
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彼らは静かに合歓の時を過ごした。
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標準
silk tree
作例 · 標準
夏の夕暮れ、庭の合歓の木に淡いピンクの花が咲いた。
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合歓の葉は夜になると閉じる性質がある。
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彼の絵には、いつも窓辺に合歓の木が描かれている。
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