徒名
あだな
名詞
標準
rumor of a romance (rumour)
文例 · 用例
もう、今年の生徒名簿、もらったんだったね」 慶一は苦笑した。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
だいたい、高志の家、わかってるのかよ」「生徒名簿ってものがありますよ」 慶一は、高志のベッドの上でがんばって、令子の出発をやりすごすつもりだったが、すでに自分がとおりすぎた、焦燥と怒りの絶頂にいるワラに耐えられなくなり、棚からシングルを一枚ぬきだして、四〇七を出た。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
フランツが、同じときに信徒名を授けられた少年と一緒に、初めて聖歌合唱をすることになったのであった。
— 宮本百合子 『顔』 青空文庫
俺のあだなは海の彗星と云うんだ。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
あだは、あだ人あだ花などのあだなるべし。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
こういう立場から見ると、「連句する」ことも合奏することも、決してあだな娯楽や消閑の一相ではなくて、実は並みならぬ修行であり鍛錬であることがわかって来るのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
克巳は五年生でも、体は小さく、四年生の杉作とならんでも、まだ五センチぐらゐ低かつたが、こせこせとよく動きまはる子で、松吉、杉作の家へ来るとぢき、廿日鼠といふあだなをつけられてしまひました。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
これ等は互い違いに執拗く明滅を繰り返すが、その間にいくつもの意味にならない物の形や、不必要に突き詰めて行くあだな考えや、ときどきぱっと眼を空に開かせるほど、光るものを心にさしつける恐迫観念などが忙しく去来して、復一の頭をほどよく疲らして行った。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、徒名について考えています。
我が社の徒名戦略は重要です。
徒名の原理は複雑である。
徒名という言葉が頭から離れない。