守勢
しゅせい
名詞名詞-の形容詞
標準
(being on the) defensive
文例 · 用例
しかし第三回あたりからは、自分の予想に反して、ベーアはだいたいにおいて常に守勢を維持してばかりいるように見えた。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
この格闘に於いては、鴎外の旗色はあまり芳しくなく、もっぱら守勢であったように見えるが、しかし、庭に落ちて左手に傷を負うてからは「僕には、此時始めて攻勢を取ろうという考が出た。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
攻勢守勢既に其地を代へた後であるのだもの。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
座して守勢をとるも、進んで攻勢をとるも、前途悠遠にして、容易に平和の回復を得るの望みなく、雲さへも日々に暗澹として相争ふ人類の姿を見守るばかりであります。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
僕が守勢のときはセンターをやらされた。
— 横光利一 『自慢山ほど』 青空文庫
即ちシュリーフェン時代にはフランス軍は守勢をとると判断されたのに、その後、フランス軍はドイツの重要産業地帯であるザール地方への攻勢をとるものと判断されるに至ったことが、この方面への兵力増加の原因であります。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
戦力の著しく劣勢なフランスは、国境で守勢をとるべきだったと思われます。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
外交状態も大王に利なく一七四四年遂に大王は戦略的守勢に立つの他なきに至った。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
劣勢に立たされたチームは、守勢に回らざるを得なかった。
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相手の猛攻に対し、我々は守勢を強いられた。
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「今は攻める時じゃない。まずは守勢を固めて、反撃の機会を伺おう」と軍師は進言した。
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