防戦
ぼうせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
defensive fight (battle)
文例 · 用例
防戦の張宗昌は、宿州から、徐州、臨城、袞州へと退却をつゞけた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
夕刻になって、マターファ軍が退き、マリエ外郭の石壁に拠って昨夜一晩中防戦したが、今朝になって終に潰えた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
楚の南方の属国たる巣と徐とが呉の侵略を受け、子反は之が防戦のため、一歳に七度奔命せねばならなかった。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
陶方も毛利軍の夜襲と知って、諸方より本陣へ馳せ集って防戦に努めたが、俄かに馳せ集った大軍であるから、配備は滅茶苦茶で、兵は多く土地は狭く、駈引自由ならざるところに、元就の諸将、揉みに揉んで攻めつけたから、陶軍早くも浮足たった。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
弘中父子必死に防戦したから、流石の吉川勢も斬立てられ、十四、五間ばかり退却した。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
今川勢は丸根に対した如く、火を放って攻めたので、信平を始め防戦の甲斐なく討死して残兵|悉く清須を指して落ちざるを得ない状態になった。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
信房は真田兄弟が防戦する間に退いた。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
猿橋辺から出沢にかけて防戦したが、勝頼落延びたりと見届けると、岡の上に馬を乗り上げ、「六孫王|経基の嫡孫摂津守頼光より四代の孫源三位頼政の後裔馬場美濃守信房」と名乗った。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
作例 · 標準
敵の猛攻に対し、味方は最後まで粘り強く防戦を続けた。
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劣勢の中、彼らは必死の防戦で敵の進軍を食い止めた。
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そのチームは序盤から防戦一方となり、なかなか攻撃の機会を得られなかった。
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