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癇癖

かんぺき
名詞
1
標準
short temper
文例 · 用例
特に癇癖荒気の大将というので、月卿雲客も怖れかつ諂諛して、あたかも古の木曾|義仲の都入りに出逢ったようなさまであった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
それから、この縁側に腰を掛けて、眼をショボショボさせている写真、これも甲府に住んでいた頃の写真ですが、颯爽としたところも無ければ、癇癖らしい様子もなく、かぼちゃのように無神経ですね。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
いらっしゃい」 その若い学者は科学の中でも、過去へ過去へと現代から離れて行く歴史性に、現実的の精力を取籠められて行く人にありがちな、何となく世間に対しては臆病であり乍ら、自己の好みに対しては一克な癇癖のようなものを持っていた。
岡本かの子 河明り 青空文庫
さすがの癇癖おやぢも我を折つたかと意外に人が集つて来た。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
」 生真面目で、癇癖の強い兄を、私はこわくて仕様がないのだ。
太宰治 帰去来 青空文庫
御病身で、癇癖がお強く、御鞠の御名人で、しかも世に例のなかつたほどの美貌でいらつしやつたとか、そんな事くらゐを人から聞かされてゐる程度でございますが、いづれは非凡の御手腕もおありになつたお方に違ひございません。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
呼吸して生きていることに疲れて、窓から顔を出すと、隣りの宿の娘さんは、部屋のカアテンを颯っと癇癖らしく閉めて、私の視線を切断することさえあった。
太宰治 俗天使 青空文庫
癇癖の強い兄である。
太宰治 一燈 青空文庫
作例 · 標準
子供の癇癖がひどくて、公共の場で騒ぎ出すたびに冷や汗をかく。
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彼女は癇癖が強く、些細なことで激昂するので、周囲は腫れ物に触るように接している。
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癇癖持ちの彼が、今日は妙に大人しいなと思っていたら、何かあったらしい。
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祖母は『癇癖は年を取ると治るものよ』と言っていたが、私の癇癖は治らない。
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