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ステップ

ステップ
名詞頻度ランク #3633 · 青空 250
1
標準
steppe
文例 · 用例
暗い幌のなかの乗客の眼がみな一様に前方を見詰めている事や、泥除け、それからステップの上へまで溢れた荷物を麻繩が車体へ縛りつけている恰好や――そんな一種の物ものしい特徴で、彼らが今から上り三里下り三里の峠を踰えて半島の南端の港へ十一里の道をゆく自動車であることが一目で知れるのであった。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
舞踊のステップの週期も同様であって、これはまた音楽の律動週期と密接な関係をもっている。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
するとこれらの侏儒のダンスはわれわれの目には実に目まぐるしいほどテンポが早くて、どんなステップを踏んでいるか判断ができないくらいであろう。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
これがアメリカあたりの観測隊であったら、おそらく電池ぐらいかなり豊富に運び上げて、その日その日のラジオで時を殺し、そうしてまたおそらくポータブルのジャズでステップを踏み、その上にうまいコーヒーで午後の一時間を陽気に朗らかに楽しむではないかと思う。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
小郷虎吉が君勇や市龍や鈴子や弓子を連れて、キャバレー歌舞伎のホールへはいって行った時、イブニングドレスとジャズとステップの雰囲気の中で、最も新しい色彩を放ったかと、ふと錯覚を起させたのは、君勇の古風な島田であり、鈴子の舞妓姿であった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
二人はわざと隅の方へ、人ごみから離れて、ステップは余り踏まず、じっと頬をつけたまま、しずかに「クンパルシータ」のいかにもタンゴらしい煽情的なメロディーに酔い、感触に酔うていた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
思わず小郷のステップが乱れた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
小郷はまたステップを間違えた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
作例 · 標準
果てしなく広がるステップ地帯を、馬に乗って横断するのが幼い頃からの夢だった。
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ステップの過酷な環境に適応した動植物たちが、独自の生態系を形作っている。
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地平線の彼方まで続くステップの草むらが、風に吹かれて波のように揺れている。
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