米粒
こめつぶ
名詞
標準
grain of rice
文例 · 用例
一例を挙げると、庭へ一面に柿の葉を並べておいて、その上に焼酎に浸した米粒をのせておく。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
例えば穀物の研究でも少し詳細にするとすれば、米粒の堅さとか、比重とかを測定する必要が起る。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
日本でも米粒の表面に和歌を書く人があるが、これに匹敵する程度の細字と思われる。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
聞くところによると、米粒へ文字を書くには、米粒を手のひらへのせて、毎日暇さえあればしみじみとながめている、するとその米粒がだんだんに大きく見えて来ておしまいには玉子のように、また盆のように大きく見えてくる、その時にまつ毛を一本抜いて、それに墨汁を浸し「すらすらと書けばよい」という話である。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
揶子の実の殻に穴をあけその中に少しの米粒を入れたのを繩で縛って、その繩の端を地中に打ち込んだ杭につないでおく。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
ちぢかめてゐる坊さんのひざの上に、柊の花がほろほろとこぼれて米粒のやうに見えました。
— 新美南吉 『鳥右ヱ門諸国をめぐる』 青空文庫
米粒の小さいやうなもので、こまかいこまかい足が生えてゐて、陽のさす方へうぢうぢと這つてゆく。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
一羽はふちにとまつたまま、もう一羽は木鉢の中へはいつて、米粒を啄みはじめた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
作例 · 標準
頬に米粒が付いているのを指摘され、彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
お茶碗に残った最後の米粒まで一粒も残さず食べるのが、我が家の家訓だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
米粒に細かい文字を彫る職人の技は、まさに神業という他ない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview