幻辞.com

小胆

しょうたん
形容動詞名詞
1
標準
timidity
文例 · 用例
しかしそれにしても、もし今後私が少々人物を書き分けることができるとすれば、それは此の執拗を以て、辛いながらも人に接し、小胆なくせに無遠慮でもあるからなのです。
中原中也 亡弟 青空文庫
意気地のない、小胆ものである。
平出修 逆徒 青空文庫
あれは地主と言って、自分もまた労働しているとしじゅう弁明ばかりしている小胆者だが、おれはあのお姿を見ると、鼻筋づたいに虱が這って歩いているようなもどかしさを覚える。
太宰治 猿ヶ島 青空文庫
」 それに対して、山岸はこう説明しているのですが、わたしの視るところでは彼は決して小胆の人物ではありません。
岡本綺堂 白髪鬼 青空文庫
光秀は、神経質な武将だけに、小胆であろうから、そんな事があったのかも知れない。
菊池寛 山崎合戦 青空文庫
でも、その効果は小胆なる者にとってのみ不調和なものなのだ。
THE ASSIGNATION しめしあわせ 青空文庫
小胆な彼の喉には、その刹那から異様に重い玉がつかへて、今だにそれは消化しなかつた。
牧野信一 明るく・暗く 青空文庫
――何でも一度、落第を余儀なくされた時、怠惰学生には多く豪傑の徳があるが、自分にはそれが無く至つて小胆で、大いに狼狽して、一寸世をあぢけ無く思つたりしながら倉皇と先づ祖母の許に走つた。
牧野信一 祖母の教訓 青空文庫
作例 · 標準
彼は大柄な体格に似合わず、実はかなりの小胆で、暗い夜道を一人で歩くことさえ拒む。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
会議で反対意見を言おうとしたが、持ち前の小胆さが災いして、結局最後まで黙り込んでしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
策を巡らせる勇気も、失敗を背負う覚悟もない彼の小胆な振る舞いに、周囲は失望を隠せなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview