悪趣
あくしゅ
名詞
標準
world where those who have committed bad deeds in this life go
文例 · 用例
例へば悪趣味で人を呼ぶ都会の料理屋の造り庭の全く無意味なこけおどしの石燈籠などよりも、寸分無駄のない合理的な発電所や変圧所の方がどの位美しく気持がよいか比較にならないやうに思はれるのである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
例えば悪趣味で人を呼ぶ都会の料理屋の造り庭の全く無意味なこけおどしの石燈籠などよりも、寸分無駄のない合理的な発電所や変圧所の方がどのくらい美しく気持がよいか比較にならないように思われるのである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
近頃の東京の葬礼自動車ほど悪趣味なものも少ないと思う。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
そこには尊い真は失われて残るものは虚偽と醜陋な悪趣味だけである。
— 寺田寅彦 『漫画と科学』 青空文庫
無論、「捨児」「南京の基督」「妖婆」「影」「妙な話」「奇怪な再会」の如き作品に到つては、氏の怪奇に対する悪趣味に出発した、露骨過ぎる拵へものである。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
自然を論理的科学的な立場から見ることのみを知ってそれ以外の見方をすることの可能性に心づかない民族にとっては、それは全くのナンセンスであり悪趣味でさえもありうるのである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
悪趣味であると思う。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
私の弱った身体にかなわないのはその悪趣味です。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7