強音
きょうおん
名詞名詞-の形容詞
標準
accent
文例 · 用例
それで、貴方の神経運動を吟味しようと試みたのですが、とうとうその中から、一つの幽霊的な強音を摘み出しましたよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
つまり、一つの長い音節が、量において二つの短い音節に等しいというのが原則で、それに、頭韻・尾韻・強音などを按配した抑揚格を作って、詩形に音楽的旋律を生んでいくのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
ベートーヴェンの運命交響楽、『忍びよる運命の跫音』といった工合に、鼓動のチンパニが重苦しいリズムに乗って、急調から急速調に、弱音から最強音へと発展する。
— ぬすびと 『キャラコさん』 青空文庫
と、あの低調のみごとな急強音で――それはまるで、情熱が振い立って楽しくさわだつように聞える――恋の楽旨がはじまって、次第に昂まりつつ恍惚とよじ昇っていって、ついに快い紛糾に達したのち、また解けながら降りてきた。
— TRISTAN 『トリスタン』 青空文庫
三味線もまた、絃を震動させながら指を上下に動かすことによって、漸強音、啜泣、突発的な調子、気味の悪い調子等の、あらゆる音を出すので、大切な助奏器を構成する役を持っている(図732)。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
ところで、わたしの気分は絶えず漸次強音で高まっており、まだこれから先も同じ調子で昂進してゆくべき性質をもっていました。
— KREITSEROVA SONATA 『クロイツェル・ソナタ』 青空文庫
――そして最後に、息をはずませているフォルテシモ(最強音)。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
日劇のステージショウ「冬のスポーツ」を見、ラウドスピーカーの強音になやまされ、ハゲ天で食事して座へ。
— 昭和十四年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
この曲は、第3拍に強音を置くことで独特のリズム感が生まれる。
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彼女の英語は強音の置き方がネイティブに近くて聞き取りやすい。
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詩を朗読する際は、意味を強調したい部分に強音を意識すると良い。
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音楽の先生が、このフレーズにはもっと強音をつけて、と指導していた。
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