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短詩

たんし
名詞名詞-の形容詞
1
標準
verselet
文例 · 用例
――因みに、各民族の古い時代には、俳句の如く短詩形があり、それがまた非常に微妙なものであつたといふことを、俳句がそれに相当するといふのではないまでも、一応想起されたいのである。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
また今日では、僕等の歐風的な敍情詩と、傳統的な詩形による歌や俳句やの短詩とが、全く交渉のない別天地の者になつてゐるが、當時はそれが一つであり、廣義の「詩」といふ觀念中に、歌や俳句や敍情詩(當時はそれを長詩と呼んだ)が、一所に取扱はれてゐたほどだつた。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
この二つの短詩形の中に盛られたものは、多くの場合において、日本の自然と日本人との包含によって生じた全機的有機体日本が最も雄弁にそれ自身を物語る声のレコードとして見ることのできるものである。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
雄弁な饒舌は散文に任して真に詩らしい詩を求めたいという、そういう精神に適合するものがまさにこうした短詩形であろう。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
こう考えて来ると、和歌と俳句は純粋な短詩の精神を徹底的に突きつめたものであり、またその点で和歌よりも俳句のほうがいっそう極度まで突きつめたものだということになるのである。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
近ごろいろいろの無定形無季題短詩の試みがあるのは多くはこの錯覚によるのではないかと想像される。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
和歌の上の句と同型だからというのも一つの説明にはなるが、それとは独立にも五七五のほうが短詩の形式としてすぐれていると思われる理由もなくはない。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
次に「切れ字」というものの意義についてはすでに他の場所で解説したことがあるからここには略するが、これも要するに決して偶然なものでもなく、人工的のものでもなくきわめて自然で必要な短詩の制約の一つとして見るべきものである。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
作例 · 標準
彼は日々のささやかな感動を、短い言葉で綴った短詩としてノートに残している。
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この短詩集には、失恋の痛みや希望を表現した繊細な作品が数多く収められている。
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新聞の投稿欄に自作の短詩を送ってみたら、なんと入選の通知が届いた。
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