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諦観

ていかん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
clear insight
文例 · 用例
(釈迦は諦観したであらうが、諦観した人として歩いたかどうか私は知らぬ。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
その哀々の状諦観視するに堪えず。
有島武郎 星座 青空文庫
家を持たない秋が深うなつた霜夜の寝床が見つからない そうろうとして歩きつづけていた私は、私相応の諦観は持っていたけれど、時としてこういう嘆息を洩らさずにはいられなかった。
種田山頭火 寝床〔扉の言葉〕 青空文庫
宿命に対する諦観が無い。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
あのお方の御環境から推測して、厭世だの自暴自棄だの或いは深い諦観だのとしたり顔して囁いてゐたひともございましたが、私の眼には、あのお方はいつもゆつたりして居られて、のんきさうに見えました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
(前略)あのお方の御環境から推測して、厭世だの自暴自棄だの或いは深い諦観だのとしたり顔して囁いていたひともありましたが、私の眼には、あのお方はいつもゆったりしていて、のんきそうに見えました。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
今度のことは要するに天の作せる疾風暴雨|霹靂に見舞われたものと思うほかはないという考えが、彼をいっそう絶望的な憤りへと駆ったが、また一方、逆に諦観へも向かわせようとする。
中島敦 李陵 青空文庫
もちろん、上の伯父はポンスよりも気性が烈しく、下の伯父はシュムケよりも更に東洋的な諦観をより多くもち合せているのではあるけれども。
中島敦 斗南先生 青空文庫
作例 · 標準
人生の無常を悟り、彼は静かな諦観の境地に至った。
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長年の経験を通じて、彼は物事の本質を見抜く諦観を得た。
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苦難を乗り越えた後、彼女の表情には深い諦観が宿っていた。
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2
標準
resignation (to one's fate)
作例 · 標準
何度挑戦しても失敗するため、彼は諦観の念に駆られた。
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運命を受け入れる諦観の心境は、必ずしも悲観的なものではない。
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彼の言葉には、どうにもならない状況への諦観が滲み出ていた。
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