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手筋

てすじ
名詞
1
標準
lines of the palm
文例 · 用例
下町は昨日の祭礼の名残で賑やかな追手筋を小さい花台をかいた子供連がねって行く。
寺田寅彦 高知がえり 青空文庫
さて、この辻から、以前織次の家のあった、某……町の方へ、大手筋を真直に折れて、一|丁ばかり行った処に、小北の家がある。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
「……米国某新聞系大手筋のキューバ糖大買占め……紐育の砂糖が一躍暴騰して、砂糖節約デーの実施運動起る……」 という国際電報が掲載されたのは、その翌日の夕刊のことであった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
」 そう言いながら左手をたかく月光にかざし、自分のてのひらのその太陽線とかいう手筋をほれぼれと眺めたのである。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
だが長次、お前も十七、虹蓋つくる奴等が手筋も大方知つてゐようが、世の中は千人寄つても盲ばかりの素人たち、見かけ倒しの品物でも異つたものを嬉しがる馬鹿さ加減つたらねえ!
幸田露伴 名工出世譚 青空文庫
手筋を下切つた濠端に――まだ明果てない、海のやうな、山中の原を背後にして――朝虹に鱗したやうに一方の谷から湧上る向ふ岸なる石垣越に、其の天守に向つて喚く…… 喚くが、しかし、一騎朝蒐で、敵を詈る勇ましい様子はなく、横歩行に、ふら/\して、前へ出たり、退つたり、且つ蹌踉めき、且つ独言するのである。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
しばらくして、此の大手筋を、去年一昨年のまゝらしい、枯蘆の中を縫つた時は、俗に水底を踏んで通ると言ふ、どつしりしたものに見えた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
私が理想主義を唱えては現実を味わい、ピューリタニズムを唱えてはその反対の慾望を充していた秘密の鍵は、みな、この皮肉な人生の手筋から教わって、これを逆手に生活に応用したものでした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
占い師に手筋を見せると、あなたの運命はこれから大きく開けると言われた。
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彼女の手筋をまじまじと見つめながら、どんな人生を歩んできたのかを想像した。
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年を重ねるごとに手筋が深く刻まれ、それまでの苦労が刻まれているように見えた。
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2
標準
tesuji
作例 · 標準
ここで銀を打つ手筋が、相手の攻めを完璧に封じ込める決め手となった。
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将棋の本で紹介されていた鮮やかな手筋を実戦で試してみたが、うまくいかなかった。
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プロの対局を観戦していると、自分では思いもよらないような鋭い手筋が次々と飛び出す。
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