繁多
はんた
形容動詞名詞
標準
extreme busyness
文例 · 用例
さはいへ東京はその地勢河を帯にして海を枕せる都なれば、潮のさしひきするところ、船の上り下りするところ、一条二条のことならずして極めて広大繁多なれば、詳しく記し尽さんことは一人の力一枝の筆もて一朝一夕に能くしがたし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
他の公事が繁多のために、六月中は中止されて、七月一日からまたもや吉五郎の吟味をはじめた。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
数※するとは対局すること繁多なる也。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
但、御用繁多の折柄に付、広周一存を以て諸国手形相添え差許者也。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
「おれもこのあいだは御用繁多であったが、幸い今日は非番だ。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
十一 それから三日ばかりは御用|繁多で、林之助は屋敷を出られなかった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
わしもこの間は御用繁多であつたが、幸ひ今日は非番。
— 岡本綺堂 『箕輪の心中』 青空文庫
早速うかがいたいと存じて居りますのですが、なにぶんにも稲川様のお屋敷の方が埒が明きませんので……」「御用人が一緒に行ってくれないんですかえ」「年末は御用繁多で、とてもそんな所へ出向いてはいられないから、来春の十五日過ぎ頃まで待っていろと仰しゃるので……。
— 化け銀杏 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
年末年始は仕事が繁多になる。
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彼は繁多なスケジュールをこなし、国内外を飛び回っている。
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おかげさまで、最近は繁多な日々を送っています。
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