気管支
きかんし
名詞頻度ランク #33480 · 青空 48 例
標準
bronchus
文例 · 用例
」「違う」「気管支カタルでは?
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
肺炎や浸潤や気管支カタルだったら、必ず私の力でなおしてあげる。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
玄石は気管支の苦痛を、長火鉢によりかかって耐えているようだったが彼の心の中は、麻のように乱れていた。
— 平林初之輔 『二人の盲人』 青空文庫
その冬笹村のふと冒された風邪が、長く気管支に残った。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
多少は快くなつた筈の胃のアトニイは相変らずで、食べものが不自由なので、後戻りした形だつたが、気管支もひどく悪くなつてゐた。
— 徳田秋聲 『佗しい放浪の旅』 青空文庫
母はそれを小さい時にわずらった気管支のせいにしていた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
保子から、やれ胃腸が悪いの、やれ気管支が悪いの、やれどこが悪いのと、手紙のたびにいろいろなことを言って来るが、要するにいよいよ肺に来たのじゃないかと思う。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
医者はよく肺の初期をつかまえて、胃腸だの気管支だのと言うものだ。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
作例 · 標準
模型を使って、気管支が左右の肺に分かれていく複雑な構造を説明した。
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「うわっ、冷たい空気を急に吸い込んだら気管支のあたりがヒリヒリするよ」
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風邪の影響か、呼吸をするたびに気管支がゼーゼーと鳴って苦しい。
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医師から、炎症を抑えて気管支を拡張するための吸入薬を処方された。
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ウィキペディア
気管支(きかんし)は空気を肺へ導く臓器である。下気道の一部である。気管から最初に分岐する一次気管支(主気管支)は、気管分岐部で右主気管支と左主気管支に分かれる。これらは最も幅の広い気管支で、右肺と左肺のそれぞれの肺門に入る。主気管支はより細い二次気管支 に分岐し、これらはさらに細い三次気管支 に分岐する。区域気管支のさらなる分岐は第4次、第5次、第6次区域気管支として知られ、あるいはまとめて亜区域気管支と呼ばれる。気管支の内腔は軟骨で維持されている。一方、細くなって軟骨による支持がなくなった気管支は細気管支として知られる。気管支ではガス交換は行われない。気管支は、その分岐が木を逆さまにした様子と似ていることから気管支樹とも呼ばれる。気管支鏡検査を用いて、この気管支樹の研究と治療を行う医学のサブスペシャリティは気管支学と呼ばれる。
出典: 気管支 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0