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隻眼

せきがん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
one eye
文例 · 用例
彼れは顯微鏡のカバーの上に薄らたまつた埃を隻眼で見やりながら、實驗室に出入しなかつたこの十日間程の出來事を、涙ぐましく思ひかへしてゐた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
高い額と、高く長い鼻と、せばまつた眉の下でぢつと物を見入る大きな隻眼とを持つた彼れの顏は、その日は殊更らに緊張してゐた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
彼れの隻眼は、いつものやうに鋭く輝く外には、容易に自餘の意味を語らなかつた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
さう思ふと彼れの隻眼は光つた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
彼れは庭から來る照り返しを避けるやうに隻眼を細めながら、生氣の充ち溢れた自然の小さな領土を眺めやつた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
彼れの隻眼はまたひとりでに輝いた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
彼れの隻眼は押へ切れぬ悲痛の涙を湛へてまじ/\と實驗室を見※はした。
有島武郎 實驗室 青空文庫
成程吾々凡人より高く一隻眼を具して居ないとあんな御手際は覚束ない。
夏目漱石 高浜虚子著『鶏頭』序 青空文庫
作例 · 標準
その海賊の船長は、眼帯をした隻眼の男だった。
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子供の頃の事故で、彼は片目を失い隻眼となった。
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伝説の剣士は隻眼ながらも、その剣術は誰も寄せ付けなかった。
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2
標準
discerning eye
作例 · 標準
美術品を鑑賞するには、優れた隻眼が必要だ。
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彼の隻眼は、真実を見抜く鋭さを持っていた。
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投資家は、市場のわずかな変化を捉える隻眼で成功を収めた。
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