禁酒家
きんしゅか
名詞
標準
abstainer
文例 · 用例
絶対に禁酒家である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
残つてゐるのは飲酒家のW君と禁酒家のD君と、そして、何時も君達二人の仲裁者である僕との三人だけか?
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
恰度そんなことを思ひ出して、わたしにも稀には何の悲しいことも嬉しいことも、癪にさはることもない好い天気の日があつて――そこでわたしは断然たる禁酒家であるために、ついふらふらと和やかな陽を浴びて散歩に出るのであつた。
— 牧野信一 『好日の記』 青空文庫
南方先生裸で寝て居る所へ、禁酒家の娘が百万円持参で、押し付け娵入りに推し懸くるところを見た人はという事ほど、さようにあり得べからざる事である。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫