行啓
ぎょうけい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
attendance (of the Empress)
文例 · 用例
なほ、この交声曲は、今度の国家的祝典に際しその公式のものとして選定、東京音楽学校に於て発表、畏くも 皇后陛下の行啓を仰ぐ筈になつてゐる。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
ところが、ちょうど摂政宮殿下の行啓と差合になるので、急に模様換えになって、そのまま北へ北へと直航することとなった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
つい一日前に摂政宮殿下の行啓を仰いだのであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
行啓気分が到る処に充ち満ちて、まるでお祭りであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
摂政宮殿下の行啓を仰いで、ついその翌晩、お祭り気分の濃厚な、黄や碧や赤やの色々の装飾の中で、実に鮮かに一斉に電灯が点いた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
昨日も昨日、団体客が三百人も来る、宮様の行啓中だ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「いや、昨日の御行啓の後でして、なにしろ、樺太庁のお役人は来る、新聞記者は騒ぐ、それに軍人、商人、何々団員で、すっかり満員の大盛況で、実は家内中へとへとになったところで、今朝の切り込みで、それで見事にスカ喰ったんですからな。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」「ええ、何分|昨日行啓の今晩ですから、居残りでかなり混雑していますし、宿でも町の方でもすっかり疲れ切っているので、どうにも行き届きませんでね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫