皇太子
こうたいし
名詞頻度ランク #10917 · 青空 440 例
標準
crown prince
文例 · 用例
それが、大戦にドイツ皇太子の副官として出征した。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
悲しい其夜が明けますと北国の皇太子は家来を大勢連れて此の野原へ狩猟に来ましたがやがて叢の中に睡つて居るお玉を見つけて其の美しいのに驚いて眼のさめるのを待つて身の上を尋ねますと只「お母様が居ない」と泣くばかりで手の付け様もありませぬ。
— 夢野久作 『金銀の衣裳』 青空文庫
それから狩猟も何も止してしまつて家来が手を分けて探しますとやがて其中の一人は近所の村の桑畠の中の古井戸から微に女の叫び声が聞こえるのを聞き付けて縄を入れて引き上げて見るとこれがお玉のお母様でしたから喜び勇んで皇太子の前に連れて来ました。
— 夢野久作 『金銀の衣裳』 青空文庫
皇太子はお玉|母娘を先立てゝやがて此家に這入りまして眼の前の不思議に感心をしました、左様して此娘が大きくなつたらば自分の后に貰ひたいと望みました。
— 夢野久作 『金銀の衣裳』 青空文庫
母親に逢つたお玉の喜び娘の出世を喜ぶ母親の喜び此様な美しいお后を見つけた皇太子の喜び、王様御夫婦の喜び、取り分けても世にも珍らしい金銀の繭を見た人々の驚きそれやこれやで世界は喜びと驚きに満ち/\たかと思はれました。
— 夢野久作 『金銀の衣裳』 青空文庫
すなはち、阿倍比羅夫の蝦夷討伐のところに、「幸徳天皇が崩ぜられて、斉明天皇がお立ちになるや、中大兄皇子は、引続き皇太子として政をお輔けになり、阿倍比羅夫をして、今の秋田・津軽の地方を平げしめられた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
建文帝の皇考興宗孝康皇帝の廟号を去り、旧の諡に仍りて、懿文皇太子と号し、建文帝の弟|呉王允を懐恩王となし、除王允※を敷恵王となし、尋で復庶人と為ししが、諸王|後皆|其死を得ず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
皇太子殿下、昭和八年十二月二十三日御誕生。
— 太宰治 『一燈』 青空文庫
作例 · 標準
皇太子が各国の要人と親交を深める様子が、夕方のニュースで大々的に報じられた。
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次代を担う皇太子として、幼少期から帝王学の教育を徹底的に受けてこられた。
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沿道には皇太子を一目見ようと、日の丸の小旗を手にした多くの市民が詰めかけた。
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ウィキペディア
皇太子(こうたいし/ひつぎのみこ/もうけのきみ)、王太子(おうたいし)は、皇位、帝位、国王の第一継承者を指す語であり、称号。
出典: 皇太子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0