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厚皮

あつかわ
形容動詞名詞
1
標準
thick hide
文例 · 用例
長啄能獵――パン/\と厚皮な鼻が、鼻へぶつかつたから、「ワツ。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
そこは厚皮だから「政治的婦人」だの「政治家の妻」だのという論文を自分の新聞に載せて、嬢様の許へ送つて来る。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
陸軍病院に敬意を表し、護国神社に合掌する、青銅の大鳥居は尊い、大厚皮香の木ぶりをよろこんだ。
昭和十四年 旅日記 青空文庫
要求そのものとしてはいかにもはっきりとしていて、しかもその要求をめぐってゆく心は何となし厚皮していて怠惰だという現代の低い心理を、青年のために悲しむのは私が作家だからばかりではないと思う。
宮本百合子 若い世代の実際性 青空文庫
それを先ず厚皮を剥いて中の実ばかりこの通り炮烙で炒ります」客「なるほど、この匂いが今私の鼻を衝たのですね。
春の巻 食道楽 青空文庫
市中で売っている南京豆は厚皮のまま炒ってあるでありませんか」妻君「あれは細い砂を交て砂と一所に炒るのです。
春の巻 食道楽 青空文庫
よくこんなに柔く煮えるね、味も大層結構だが奥さんこれはどうします」妻君「それは最初南京豆の厚皮を除って渋皮のままザッと湯煮て擂鉢の中でその豆を米を磨ぐように磨ぎますと渋皮が剥けます。
春の巻 食道楽 青空文庫
それから深い鍋へ湯を沢山入れてその舌を一時間半位よく湯煮てザラザラした厚皮を手で剥くと中から柔い肉が出ます。
春の巻 食道楽 青空文庫
作例 · 標準
ゾウの厚皮は、灼熱の太陽から身を守るのに役立っている。
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このミカンは厚皮なので、むくのに少し手間がかかる。
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彼はどんな批判にも動じない厚皮の持ち主だ。
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古い革製品は、使い込むほどに厚皮の持つ独特の風合いが増す。
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