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婿入り

むこいり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
being adopted into the family of one's bride
文例 · 用例
――さうだよ、それに違ないよ、女の籍は絶対に抜けないらしいんだ僕の婿入りそんなことは僕の方の家庭の事情でできないことだしな。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
鳥も通わぬ八丈が島へ本土の人が渡ると、天女の後胤てふ美女争うて迎え入れ、同棲|慇懃し、その家の亭主は御婿入り忝なや、所においての面目たり、帰国までゆるゆるおわしませと快く暇乞いして他の在所へ行って年月を送ると(『北条五代記』五)。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
今夜、酉の刻の鐘が鳴るのを合図に、おれはお前のところへ婿入りするのだ。
岡本綺堂 蟹満寺縁起 青空文庫
それは平尾氏がその女の良人として婿入り(女は家の跡取娘でした)をし、恋人同志の縁が結ばれるまで、女の童貞を保護しようといふ案なので、そんな草双紙にでもあるやうな筋書が、すぐ行はれると思つてゐたところに、氏の純な気質が光つてゐました。
薄田泣菫 恋妻であり敵であつた 青空文庫
彼はよほど遠慮深い性質で、婆さんのところへ婿入りしたと云ふことが強く頭にあると見えて、いつも帰つて来る時には「今日は」とか「今晩は」とか云つてから部屋にはひる。
武田麟太郎 日本三文オペラ 青空文庫
……それにお支度が又金に飽かしたもので、若旦那の方から婿入りの形にするために、地境の畠を潰しまして、見事な離家が一軒建ちました位で、そのほか着物は、福岡一の京屋呉服店から仕立てて来る。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
……すると又都合のいい事には、T子の姉婿のGという京染|悉皆屋が、仕様のないニヤケ男の好色野郎で、婿入りをすると間もなく、義妹のT子に云い寄りはじめて、恐ろしく執拗いので困っている矢先だったから、Wに誘いをかけられたT子は二つ返事で家を飛出して、福岡でWとコッソリ同棲する事になった。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
で、第一条件の正妻は異議なし、第二の養子婿入りは絶対に無理であるから撤回、第三の問題は根引きの金は二、三千円から段々に糶上げて、即金二万円、あとは二千五百円ずつの月賦払いというのから、三万円即金の残り月賦と顧問氏は、算盤をはじきだした。
長谷川時雨 モルガンお雪 青空文庫
作例 · 標準
彼は長女の婿入りとして、彼女の実家を継ぐことになった。
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最近では婿入りする男性も増えていると聞く。
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彼は婿入りを決意し、新しい生活を始めた。
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