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婿養子

むこようし異読 ムコようし
名詞多音語
1
標準
son-in-law taken (adopted) into family
文例 · 用例
娘の室子のことについては、今更|婿養子をとっても、家業が家業なり、室子の性質なりで、うまくは行くまいとの明だけは両親に在った。
岡本かの子 青空文庫
もはや婿養子の望みも絶った親たちはせめて将来自分一人で用を足せるようにと浦子に日常のやさしい生活事務をボツボツ教え込むことに努力を向けかえていた。
岡本かの子 青空文庫
その娘がまたなかなかの別嬪の利発もので、十九の春に、村一番の働き者の電工夫を婿養子に取ったが、今は夫婦とも東京の会社につとめて月給を貰っているとか。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
しかもその評判が最高度に達した頃に村役場へ「勇作を娘の婿養子にする」という正式の届出が後家さんの手で差し出されたので、その評判は一層、輪に輪をかけることになった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
だからその一知が、牛九郎老夫婦の眼に止まって婿養子に所望されると、両親の乙束区長夫婦は一議にも及ばず承知した。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
もはや婿養子の望みも絶つた親たちはせめて将来自分一人で用を足せるやうにと浦子に日常のやさしい生活事務をポツ/\教へ込むことに努力を向けかへてゐた。
岡本かの子 青空文庫
金木の私の家では代々、女ばかりで、たいてい婿養子を迎へてゐる。
太宰治 津軽 青空文庫
もう、私は、自分だけでは、決心をいたしまして、世間には、随分一人前の腕を持っていながら、財産を当に婿養子になりましたり、汝が勝手に嫁にすると申して、人の娘の体格検査を望みましたり、」 と赫となって、この時やや血の色が眉宇に浮んだ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
彼女の夫は婿養子で、結婚を機に苗字が変わった。
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婿養子として、彼は家族の期待に応えようと努力した。
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昔は、跡継ぎがいない場合に婿養子を迎えることが多かった。
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ウィキペディア

婿養子(むこようし)とは、養子縁組と同時に養親の娘と婚姻を行う養子縁組の一形態、またその養男子。日本では、特有の家族観・系譜観のもとで家父長制的家督相続を目的として中世に成立した。

出典: 婿養子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0