苛立ち
いらだち
名詞頻度ランク #19927 · 青空 63 例
標準
irritation
文例 · 用例
海野はその答を聞くごとに、呆れもし、怒りもし、苛立ちもしたりけるが、真個天真なる状見えて言を飾るとは思われざるにぞ、これ実に白痴者なるかを疑いつつ、一応|試に愛国の何たるかを教えみんとや、少しく色を和げる、重きものいいの渋がちにも、「やましいことがないでもあるまい。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
知らぬ知らぬで、事は済む、問われる方が焦れたくらい、言数を尽すだけ、問う方の苛立ち加減は尋常ではない!
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
と不興の体に得三は苛立ちて、「汝、渋太い阿魔だな。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
すると松島は近所で聞こえる燧火の音に神経が苛立ち、とんとんと段梯子をおりて来て、「おい、近所は忙しいぞ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
しかし呼び鈴が今にも鳴るような気がして神経が苛立ち、容易に寝つかれないので、今度は下へおりて押しても鳴らないように、呼び鈴に裂をかけておいたりした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
海野はその答を聞くごとに、呆れもし、怒りもし、苛立ちもしたりけるが、真個天真なる状見えて言を飾るとは思はれざるにぞ、これ実に白痴者なるかを疑ひつつ、一応試に愛国の何たるかを教え見むとや、少しく色を和げる、重きものいひの渋がちにも、「やましいことがないでもあるまい。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
こんな乱暴で理不尽な苛立ちを突っ慳貪にぶつけられても、普段の落ち着きとはほど遠いので、心がひどく乱れていると思わざるを得ない。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
極東の島国の我が同胞は、すっかり体調を崩した紅毛碧眼の大男の苛立ち紛れに、箸の上げ下ろしから用の足し方まで一々難癖を付けられて、切歯扼腕の真最中である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
プロジェクトの進行が滞り、メンバーの間に苛立ちが募っていった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
些細なミスが重なり、彼は抑えきれない苛立ちを感じていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長時間の待機で苛立ちがピークに達し、思わず声を荒げてしまった。
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