満天
まんてん
名詞頻度ランク #33778 · 青空 133 例
標準
the whole sky
文例 · 用例
しかし太陽も満天の恒星も全く動かぬというのは、実は、嘘ではないまでも人を見て法を説く小乗の方便である。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
天満天神に朝|詣りした五花街の女たちが、ふたたび睡るころ、北浜|界隈は車だまりから人力車が一掃されて、取引市場をとりまいた各商店では、踊子がつけた腰の鈴のように電話が絶えまなく鳴り渡った。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
空は、西の屋根瓦の並びの上に、ひと幅日没後の青みを置き残しただけで、満天は、紗のような黒味の奥に浅い紺碧のいろを湛え、夏の星が、強いて在所を見つけようとすると却って判らなくなる程かすかに瞬き始めている。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
とたちまち、その天蓋から一群の魚がむらむらとわかれて、おのおの銀鱗を光らせて満天に雪の降り乱れるやうに舞ひ遊ぶ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
満天に散在する星の一群を綴り合せて、いろいろな形を想像して出来たのが星座である。
— 岡本かの子 『星』 青空文庫
空は、西の屋根|瓦の並びの上に、ひと幅日没後の青みを置き残しただけで、満天は、紗のやうな黒味の奥に浅い紺碧のいろを湛へ、夏の星が、強ひて在所を見つけようとすると却つて判らなくなる程かすかに瞬き始めてゐる。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
希くば、満天下の妙齢女子、卿等務めて美人たれ。
— 泉鏡花 『醜婦を呵す』 青空文庫
作例 · 標準
夜空には満天の星が輝き、息をのむほどの美しさだった。
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キャンプ場で、満天の星空を眺めながら眠りについた。
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満天の星の下、静かな夜が更けていった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
満天(まんてん、まて) 日本の女性名 満天姫 - 松平康元の娘。福島正之の正室、のち津軽信枚の正室。 お満天(宝池院) - 徳川家斉の側室。 満天 - Kalafinaの曲。テレビアニメ『Fate/Zero』エンディング主題歌。シングル「to the beginning」、アルバム『Consolation』に収録。
関連項目
- まんてん — NHKの連続テレビ小説。ヒロインの名前が日高満天(まんてん)。
出典: 満天 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0