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沸き

わき
名詞頻度ランク #28121 · 青空 0
1
標準
boiling
文例 · 用例
湯殿でまだ沸き切らぬ湯をチヤブチヤブさせて遊んでゐる四人の小さな子供等こそは、実は一番喧しかつたのだが、長男に就いての一件の起こつてる時なので、他の四人の子供は何だか可愛い気がして、何時ものやうにとても「やめろ!
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
が、ふいてもふいても、ふき切れない程の、涙が、腹の底から沸きだした。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
あの物靜かな唱歌はもう聞かれなくなつて、賑かな寧ろ騷々しい談笑が客車の中に沸き上つた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
西北の方には山群が望まれて、翁の心を沸き立たした。
岡本かの子 富士 青空文庫
するとどよめきに沸き返りまたすーっと収まってゆく場内の推移が、なにか一つの長い音楽のなかで起ることのように私の心に写りはじめた。
梶井基次郎 器楽的幻覚 青空文庫
ルムフォードの有名な実験は「水が沸きさえもした」事に要点があった。
寺田寅彦 量的と質的と統計的と 青空文庫
そして書物に含まれているものは過去ばかりではなくて、多くの未来の種が満載されている事を考えると、これらのたくさんの書物のまだ見ぬ内容が雲のようにまた波のように想像の地平線の上に沸き上がって来る。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
寺々の鐘が鳴り渡ると爆竹がとどろいてプロージット、プロージットノイヤールという声々が空からも地からも沸き上がる。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
作例 · 標準
やかんの湯の沸きが足りないままお茶を淹れてしまった。
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この電気ケトルは、湯の沸きが早いのが特徴だ。
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麺を茹でる際は、湯の沸きが弱まらないように火加減を調節することが大切だ。
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