湧き
わき
名詞頻度ランク #14228 · 青空 0 例
標準
welling (up)
文例 · 用例
――記憶も、去るにあらずや……湧き起る歓喜のためには 人の情けも、小さきものとみゆるにあらずやああ、神様、これがすべてでございます、 尽すなく尽さるるなく、心のままにうたへる心こそ これがすべてでございます!
— 中原中也 『夏は青い空に……』 青空文庫
思ふに、ああした魔力ある彼の言葉は、彼の不思議な天賦の性情から、自然と湧き出づる人格のリズムであつて、断じて彼以外の者の追蹤を許さない秘密であらう。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
それは私の故郷の景物を歌つたもので、鬱憤と怨恨とにみちた感激調の數篇を寄せたものであつたが、彼がその詩を讀んで行く中に、やみがたい悲痛の感動が湧きあがつてきて、心緒の興奮を押へることができなくなつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
だが次の瞬間に湧き上つた気持を直接その看護婦に披瀝した。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
」 父も、私も漫然とそんなことを言ひ合つてる時、ヒツとした瞬間、私は一生に一度しかない此の夏休みを、旅行しないといふことがとても尊い物でも取り逃がす様な気持が矢鱈に湧き上つて来た。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
――郷土望景詩――昨日にまさる戀しさの昨日にまさる戀しさの湧きくる如く高まるを忍びてこらへ何時までか惱みに生くるものならむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
黒板へ書いている数式が間違ったりすると学生が靴底でしゃりしゃりと床をこするので教場内に不思議な雑音が湧き上がる。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
何の祝宴か磯辺の水楼に紅燈山形につるして絃歌湧き、沖に上ぐる花火夕闇の空に声なし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
山道を歩いていると、岩の間から清水の湧きを見つけた。
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この地域は温泉の湧きが豊富で、多くの旅館が立ち並んでいる。
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石油の湧きが止まり、この油田は近々閉鎖されることになった。
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標準
appearing (esp. suddenly)
作例 · 標準
夕方になると、どこからともなく蚊の湧きがひどくなる。
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彼のアイデアは、まるで泉のように次々と湧き出てくる。
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ゲームのアップデート後、バグの湧きが尋常ではなかった。
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標準
frothing of water (due to an advancing school of fish)
作例 · 標準
船が近づくと、海面に魚の群れによる湧きが見られた。
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釣り師は、ナブラ(魚の湧き)を見つけて素早くルアーを投げ込んだ。
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水面の湧きの様子から、大きな魚がいることが推測できた。
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