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残渣

ざんさ
名詞
1
標準
dregs
文例 · 用例
生活の残渣や夾雑物を掃出して呉れる何かが起るに違いないという欣ばしい予感に、私の心は膨れていた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
幼い時から、あらゆる人生の惨苦と戦って来た一人の女性が、労働力の最後の残渣まで売り尽して、愈々最後に売るべからざる貞操まで売って食いつないで来たのだろう。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
ところが、牛乳を鑵からあけてしまうと、彼女は、ふと鑵の底に、緑色をした残渣のあるに気附いた。
小酒井不木 誤った鑑定 青空文庫
われわれは、それを、封建残渣といっているが、これも、いかんともしがたい生活条件のもたらすところの「反映」の一つの姿である。
中井正一 美学入門 青空文庫
普通には少量の不溶性残渣が残り、これらは主として調製に使ったアルカリからのシリカ土からなっているからである。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
すなわち、最もすぐに行える方法は、パンの植物的部分を塩素酸カリウムの作用によって白金坩堝の中で赤熱し、次いで残渣について、硫酸を塩酸バリウムにより、アルミナをアンモニアにより、カリウムを塩化白金により、分析する。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
硫酸鉄は坩堝内の残渣のあいだに残り、水に溶かすことによってその塩の成分すなわち鉄と硫酸を分析することができる。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
このようにして得られた残渣は、真のフランスのブランディだったらブドウの香りを持ち、ブランディの元来の香りに似ているが、この混ぜ物ブランディの残渣はジンまたはいつでも酔っ払ってる人の息に似た特別な不愉快な臭いをしている。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
作例 · 標準
彼は、人生の残渣のような日々を送っていた。
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汚水処理場では、様々な産業廃棄物の残渣が堆積していた。
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「このコーヒー、底に少し残渣が溜まってるな。」
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