ガラス扉
ガラスとびら
名詞
標準
glass door
文例 · 用例
いやそれどころか、お庭に面した窓のガラス扉が一方へ押し開けられて、その外側の窓枠にはめてあるはずの頑丈な鉄棒が、見ればなんと数本抜きとられて外の闇がそこだけ派手な縞となって嘘のように浮き上がっているではございませんか。
— 大阪圭吉 『幽霊妻』 青空文庫
正面のガラス扉をあけて入ると、受付だ。
— ――新しい社会の母―― 『モスクワ日記から』 青空文庫
ただ通りを横切っただけで、ちょうど旅館の真向いにある一軒の家に辿りつくと、煤で真黒になった低いガラス扉を押しあけて、まるで穴倉のようなところへ入って行ったが、そこにはもう、いろんな種類の人間が、木のテーブルに向って腰かけていた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
清涼飲料水の看板を掲げた酒場の薄紫色のガラス扉がおりおり開いて、洋服を着た男たちが出たり入ったりしていた。
— 松本泰 『宝石の序曲』 青空文庫
肩で喫茶店のガラス扉をおして僕が半身を入れたとたん、まつたくお腹がどきッとしたが、なんでもなかつた。
— 仲村渠 『明るい顔』 青空文庫
黒樫の腰板をまわした、天井の高い客間の南側は、いちめんにガラス扉で、そこから谷を見おろす、ひろびろとした芝生の庭に出られる。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
「かくべつ、なにも……」 カオルは、ガラス扉のほうへ歩いて行くと、芝生の庭を見ながら、サト子のほうへ呼びかけた。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
なにもなかったのなら、あの親子が喧嘩するはずはないわ……でも、おっしゃりたくなかったら、おっしゃらなくともいいのよ」 突きはなすように言うと、カオルはガラス扉のそばを離れて、サト子のいるほうへ戻ってきた。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
作例 · 標準
レストランに入ろうとしたら、ガラス扉にぶつかりそうになって危なかったよ!
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最新のオフィスビルは、エントランスのガラス扉が自動で開くようになっていた。
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子供たちが遊んでいる公園の向こうには、青い空を映す大きなガラス扉が見えた。
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美術館の入り口は、重厚な雰囲気のガラス扉で、作品への期待感を高めた。
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